【経理の退職リスク】バックオフィスの「属人化」を解消する3つのステップとBPO活用法
「長年勤めてくれた経理担当者が、突然辞めることになってしまった…」 「毎月の給与計算や請求書の発行手順が、特定の社員の頭の中にしかない…」
このようなバックオフィスの「属人化」に頭を抱える経営者の方は後を絶ちません。日々の業務が回っているうちは問題が表面化しにくいため放置されがちですが、いざ担当者が不在になると、会社のお金の流れや従業員の生活に関わる手続きが完全にストップしてしまうという、非常に恐ろしい経営リスクを孕んでいます。
本記事では、自社で実業を展開しながら多くの中小企業のバックオフィスを支援してきたシックスコーポレーションが、属人化が引き起こす本当の怖さと、それを根本から解消するための実践的な3つのステップを解説します。
1. 経理・バックオフィスの「属人化」が引き起こす3つの経営リスク
特定の担当者に業務が依存している状態は、単なる「不便」ではなく、会社の成長を止める明確なリスクです。
-
ブラックボックス化による不正リスクと対応遅れ: 業務プロセスが周囲から見えないブラックボックス状態になると、ミスが隠蔽されやすくなったり、最悪の場合は不正の温床になったりします。また、法改正(インボイス制度や電子帳簿保存法など)への対応も担当者任せになり、会社として正しい判断ができなくなります。
-
新しいツール(DX)導入の大きな壁になる: 「今のやり方で回っているから」「新しいツールを覚える時間がない」といった理由で、現場がクラウド会計システムなどの導入を拒むケースです。属人化が進んでいる組織ほど、過去のやり方に固執し、業務効率化のチャンスを逃してしまいます。
-
採用・引き継ぎコストの増大: 業務がマニュアル化されていないため、後任を採用しても引き継ぎに膨大な時間がかかります。さらに「前任者のやり方」をそのまま口伝で教えることになるため、非効率なフローまでそのまま受け継がれてしまいます。
2. 属人化を根本から解消する3つのステップ
では、この属人化の呪縛から抜け出すにはどうすればよいのでしょうか。ツールを入れる前に、以下の3つのステップを踏むことが重要です。
ステップ①:業務の棚卸しと可視化
まずは「誰が・いつ・何を・どのくらい時間をかけて行っているか」をすべて書き出します。「月末の3日間に、請求書の印刷と封入で5時間かかっている」といった事実を、経営陣を含めて客観的に把握することが第一歩です。
ステップ②:業務フローの標準化(無駄を捨てる)
棚卸しした業務の中から、「そもそもこの作業は本当に必要か?」を問い直します。例えば「紙の領収書にハンコを押す」というルールを廃止し、クラウド上で完結させるなど、誰がやっても同じ結果になるように業務自体をシンプルに削ぎ落とします。
ステップ③:ノンコア業務の外部委託(BPOの活用)
標準化された業務のうち、会社の利益に直接繋がらない定型業務(記帳代行、給与計算、請求書発行など)を、プロである外部のBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)へ委託します。 これにより、退職リスクから完全に解放されるだけでなく、社内の人材をより生産性の高い業務(資金繰りの分析や経営企画など)へシフトさせることができます。
3. 「DX」×「BPO」でバックオフィスを経営の武器に
バックオフィスの属人化解消は、自社の社員だけで進めようとすると「日々の業務に追われて後回しになる」「社内の人間関係が邪魔をして改革が進まない」といった壁に必ずぶつかります。
株式会社シックスコーポレーションでは、単に業務を代行するだけでなく、freeeなどの最新クラウドツールを活用した「業務フローの再構築(DX)」と「実務の巻き取り(BPO)」をセットでご提供しています。自社でグローバルな商取引を行っているからこそ、現場の泥臭い課題に寄り添った、本当に機能するバックオフィス構築が可能です。
「何から手をつければいいか分からない」「自社の業務がどれくらい効率化できるか知りたい」という方は、ぜひお気軽に無料オンライン相談をご活用ください。







